サラ金とはどういう意味なの?

サラ金とは「サラリーマン金融」の略です。消費者金融や信販会社などのノンバンクの金融機関を、この名称で呼んでいました。この言葉からわかるように、サラリーマンをはじめ、庶民を相手にお金を貸していましたが、質屋など担保を取って貸付をする業者は含みません。サラ金は無担保でフリーター、学生、専業主婦、公務員など、職業に関係なく、契約条件に合っていれば幅広い人たちへ融資を行っていました。最近では銀行でもカードローンなどのローン商品が充実していましたが、サラ金という言葉が一般的に使われていた当時は、銀行は企業への融資をメインとしており、無担保ローン融資はそれほど扱っていませんでした。現在ではサラ金という言葉はあまり使われなくなってきています。それは銀行が行う無担保ローン融資が拡充されたことによって、サラ金として分けている意味がなくなったためや、業界が大きく再編成されたことによります。

消費者金融は総量規制によって自由に貸し付けをすることができなくなってしまいましたが、それに代わって銀行が同じような商品を広げてきています。銀行系カードローンでも消費者金融が保証会社になっているようなローンでは、即日融資も可能なところも多く、審査も比較的通りやすくなっています。金利18%で貸し付けをしている銀行系カードローンも存在しています。言葉によるイメージは会社の業績に大きな影響を与えます。同じような契約条件で借りることができるローンがあった場合、ほとんどの人はイメージの良い会社を選択するためです。銀行系カードローンが広まるにつれて消費者金融の貸付残高は減少し、現在では銀行の無担保ローン融資残高が消費者金融の貸付残高を超えてしまっています。貸金業者はかつてのような活況はなく、毎年その数を減らしています。およそ20年で会社の数は10%以下にまで減ってしまい、今後も減り続けていくことでしょう。しかしお金を借りたい人はたくさんいます。言葉のイメージは悪くても、実際には消費者金融に助けてもらった人もたくさんいるのが事実です。